| 近鉄御所駅スタート→風の森ゴール編 その17 御歳神社総本社 葛木御歳神社 |
| コース概要 御歳神社総本社 葛木御歳神社(かつらぎみとしじんじゃ) |
葛城御歳神社は葛城古道のコース案内ではあまり登場しませんが、高鴨神社(上鴨社)鴨都波神社(下鴨社)に並んで中鴨社にあたる重要な神社です。船宿寺・かもきみの湯とも近く、合わせて散策したい場所です。
ご由緒も最高の名神大社に列した御歳神社は、お正月という「歳の初め」にお祀りする神様は、人生の新しいスタートとしてお参りするとより実りを授けてくださる神様として、独立起業される方や、定年退職を向かえ第二の人生を歩まれる団塊世代の方からも信仰を集めています。
落ち着いた雰囲気ですがすがしい空気の境内に立つと、体の余分な力をほぐしてくれる感じがします。
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ポイント
今回、ご紹介している近鉄御所駅スタートから高天の里を通るコースでは散策する時間が厳しいかもしれません。
どうしても御歳神社に参拝したい場合は「高天の里」に向かわずに、コース途中の葛上中学校前から小殿方面にコースを変えて、御歳神社→船宿寺→かもきみの湯or風の森・高鴨神社方面に行くといいかもしれません。
一度に葛城全部をまわるのはちょっと難しいですね。今後「風の森バス停スタート→御所駅コース」をはじめ「葛城古道の鴨社めぐり」「役の行者ゆかりの地ウォーキング」などいろんなコースパターンを追加ご紹介したいと思います。
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| 葛木御歳神社 |
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船宿寺より北へ歩き進むとこの葛木御歳神社に辿りつきます。以前は少し道がわかりづらかったのですが、最近、案内板が設置されたので迷われる方は少ないはずです。この神社も鴨族が祀ったとされ、葛城の「中鴨社」とも呼ばれます。一見は普通の小さな神社です。
ところが・・。このあと神社のご利益も必見! |
| 陶芸作品の手水舎 |
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2005年に新たに手水舎が整備されました。よく見るとこの手水舎には美しい焼き物が使われています。
この焼き物は陶芸家の東川和正氏の作品です。陶芸家の東川和正氏は日本全国で個展を開かれるほか、海外のアメリカでも個展を開かれ、カリフォルニア州サンタクルーズ市からは名誉市民として表彰もされている方です。
どうして、そんなすごい方の作品がドンと置かれているかと申しますと、この御歳神社のとなりこそが「天目陶芸、東川和正氏」の工房だからです。東川和正氏の素敵な作品についてはこちらをごらんください。
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| 天目陶芸 輝きと錆の世界〜東川和正氏のサイト |
お正月の鏡餅はここの神様にお供えをしていた |
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私達が「歳をとる」「1年、2年」などで使っている「トシ」という言葉はもともと「稲」を指す言葉です。つまり「稲」の収穫のサイクルが現在も「トシ」という時間の単位として使われているのです。
こちら御歳神社のご祭神は御歳神(みとしがみ)という神様で、稲の神様です。お正月にほとんどの家庭がお供えする鏡餅はこの御歳神様へ豊作の祈りと感謝をこめたお供え物です。
この鏡餅のおさがりのお餅には御歳神様の魂がこめられているとされ、「御歳魂(おとしだま)」と呼びました。これが現在の「お年玉」の起源だそうです。(みんなに話して自慢しましょう。笑)
仁寿二年(八五二年)には、大和国で御歳神社だけが最高の正二位の神位を授かる程篤く尊崇され、後に従一位に昇格され、延喜の制では、名神大社に列した神社として尊ばれた古社です。
ちょっと難しいことばにクラッときましたが、ざっくり言いますと「昔の神社のランキングでトップの扱いをうけたすごい神社」ということです。
こちらの葛木御歳神社が御歳神社、大年神社の総社です。
気になるご利益は
御歳神様は「歳の初め」にお祀りされる神様であることからわかるように、新しい物事を始めるときにお参りすると、より豊かな実りを授けて下さるそうです。
独立起業を考えておられる方、また最近独立起業をなさった方、新しい職場に転職された方、ご結婚されて新たに幸せな家庭を築きたい方、定年退職をお向かえになられた方など。
日本を代表する農耕の神様なので「新しい種(たね)をまき、大事に育て、実りの喜びを分かち合いたい人」には、ご神徳を授けてくださるわけです。
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| 見事な鳳凰が描かれた本殿壁画 |
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拝殿奥にある本殿は、春日大社の本殿の移築で漆喰の壁には見事な壁画が描かれています。ただ、この壁画の老朽化が急速に進んでいるそうで、早期の保存が求められています。
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| 拝殿ではイベントも行われる |
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近年、御歳神社では拝殿や神社境内を使った催し、イベントが行われるようになり、地域の方はもちろん県外からも参加されるかたが増えてきました。写真は「笙と篳篥のミニ演奏会」の模様です。
ご覧のようにアットホームでありながら、だれでも飛び入りで楽しめる開かれた雰囲気のイベントです。
あなたのウォーキングの予定とイベントの日が合えば楽しいですね。また「むすひ」のHPでもイベント情報として流しますから、たまにのぞいてみてください。御歳神社から近鉄御所駅に戻るには小殿(おどの)バス停をご利用ください。徒歩約10分です。バス時刻の検索はこちらをどうぞ。
奈良交通バス案内システムはこちら
葛木御歳神社のより詳細な情報はこちらをどうぞ。
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| 葛木御歳神社のホームページ |
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| 御歳神社からの葛木の山々 |

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御歳神社周辺は葛城古道の中でも特に葛木の山々の見晴らしが素晴らしいところです。右手の山が葛城山です。今回のウォーキングはあの葛城山の麓からスタートし、左手の金剛山に向かって歩きました。そして金剛山中腹の高天の里から鴨族発祥の地、高鴨神社を経て御歳神社までたどり着きました。
たくさんの史跡名所をご紹介してきましたがまだまだつたえきれない部分がたくさんあります。例えば・・
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| 口コミで人気上昇!かもきみの湯 |
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| 2003年にオープンしたばかりの天然温泉を利用した施設です。500円でたくさんの種類のお風呂にはいれます。特に宣伝はされていませんが口コミで広がり、県内外からたくさんの人が訪れます。ウォーキング後につかりたいですね。 |
| かもきみの湯から見た船宿寺 |
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かもきみの湯は船宿寺の近くです。これは「かもきみの湯」前の国道24号線からの景色です。桜の花の咲き誇っている場所が船宿寺です。
「かもきみの湯」については他に特集ページがありますのでそちらをどうぞ。
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| かもきみの湯・かもきみの湯周辺情報特集 |
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| いよいよお別れ、次は葛城古道で |
今、この文章を書いている私にはあなたが、すでに葛城古道に来られたことのある方なのか、これから葛城古道に来る予定の方なのか、葛城古道なんて知らずにたまたま何らかのキーワードで検索にかかって訪れてくださったのか、どなたかのリンクから訪れてくださったのか、わかる術はありません。
どんな目的であれ、今こうしてあなたが文章に目を通して下さっていることに深く感謝をいたします。本当にありがとうございます。
今回の「葛城古道ウォーキングコースガイド」は葛城古道にまだ来られた事のない方で、どちらかと言うと歴史や日本神話にあまり興味のない方に葛城古道を楽しんでいただきたいと思いナビゲーターを務めさせていただきました。
葛城古道周辺は歴史フアンや研究者の間では古くから知られた場所です。長年、研究されてこられた方にとっては私の葛城古道案内は大変もの足りない内容だと思います。
コースガイドの中には「私の無知によって欠落している大部分」と、「私が遊び心でわざと抜いた部分」、「あまりに長くなりすぎないためにやむなく今回は省かせていただいた部分」、「私が勝手につくったかもしれない嘘」などが自分でも区別できないほど混在します。どうかここで書かれていることを全て鵜呑みに信じないで下さい。
不十分で誤りも多いことを充分自覚しておりますが、何分これが今の私の精一杯です。
「映画はあらすじが全部わかってしまうとおもしろくない。」ように、この不完全さが逆にあなたの興味や好奇心につながれば、このうえなく幸いに思います。
寛大なお心で最後までお付き合い下さり、本当にありがたく嬉しく思います。これがきっかけで葛城古道に、さらに願わくば「葛城古道茶屋むすひ」にお越しいただければ、尚のことありがたく嬉しく思います。
それでは、こんな案内よりもっと楽しい本当の葛城古道の散策をお楽しみくださいませ。
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葛城古道茶屋むすひ 浅野智明 |
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